事例のご紹介

 多くのお子さんが、トレーニングを受講され、改善の傾向とともにその後の人生で活躍されています。

<事例> 6歳 女の子

相談室にお母さんと始めてきた時、お母さんの後ろに隠れ、目を合わせようとしない。「こんにちは」とインストラクターが声をかけても、顔はこちらにむけつつも、返事はなし。お母さんの話しによれば、家でもかけられた言葉に対しての返答は、ほとんど無い状態。 

 

・体験トレーニングにて

まずは、レゴブロックで作るテーマを説明。普通の話し方による説明では反応しないが、ゆっくり複数回説明するとうなずくなどの反応を見せる。製作に関してはテーマをきちんと意識しながら行なえた。返答が苦手なのは、聞くことが苦手という意識が潜在的に生じているかもしれないことをお母さんに説明する。

 

・6回のトレーニングにて

 「聞く力」をトレーニングするカリキュラムからスタート。「数字読み上げ」や「絵カード」を使用したトレーニングを行う。どのように行うか納得できると楽しそうにトレーニングに取り組んでいた。3回目になると、普通の口調での説明に関しても理解出来る範囲が広がる。4回目・5回目では、「コミュニケーション力」のトレーニングに入り、質問を聞き取り答えること、物を具体的に説明する取り組みを行う。6回目では、レゴブロックで作った作品のプレゼンテーションをお母さんの前で行う。自分の考えをはっきり述べられるようになった。

 

 

<事例> 5歳 男の子

 活発な雰囲気の男の子。お母さんより先にドアを開け、元気な挨拶をして来室。男の子は別室にてレゴブロックで遊んでもらっている間に、お母さんに状況を聞く。今日のように機嫌が良いときもあれば、日によっては、周囲に当たり散らし、大声を出したり、家の中にあるものを投げることもあるという。幼稚園でも集中力に欠けるという指摘を受ける。

 

・体験トレーニングにて

 席に座っていることが出来ず、歩きまわったり、床に寝転んだりしてしまう。常に動きまわっていた。身体を静止するトレーニングから始めることを、お母さんに提案する。

 

・10回のトレーニングの様子

 1・2回目は、寝転んだ状態や、席に座った状態で、10秒単位で静止するトレーニングを行う。最初は、トレーニングの意味がわからず、苛立ちを見せるところもあったが、徐々にトレーニングも慣れ、2回目の終わり頃には、30秒じっと席に座っていることができた。

 3~6回のトレーニングは、「視る力」を中心に行う。視る力のトレーニングを続けることで、集中力も向上していった。上手く出来ないときは、トレーニングを嫌がる時も見られたが、その回数は徐々に減っていった。後半のトレーニングは、前半で行ったことを含めながら、自分の言葉で話す、人の言葉を聞き取るというトレーニングを行った。お母さんも家で感情的になることが減ってきた様子を聞く。10回目終了時には、穏やかな笑顔で帰宅していった。