子育てコラム

<覚悟とは>  

 

 先日競技会参加者対象のレッスンにて生徒たちにこんな話をしました。

 

 競技会に参加するってことは、高いレベルの場で自分の技術や知識を試したいってことだよね。しかも、参加するのが2回目以降になる人は、どのくらいの知識や技術が問われる場所かということも承知の上だ。今日のレッスンで提示した課題が、競技会で要求されるものと同じ程度の内容だってことはわかるよね。だけど上手くいかないことが続くと「だめだ」とか「もうめんどうだ」と言った発言が出てくる。

 

これっておかしくない?

 

高い場所を目指そうとしているのに、そこに到達するための努力や我慢はしたくないってこと?高い知識や技術を問われる場に挑戦しようってことは、必然的にそれに比例した努力や我慢強さが要求されるに決まっているよね。高いところを目指すということは、それだけの覚悟を持たなければならないってことと同じだと思うよ。

 

 勉強においても同じだと思います。例えば、受験において志望校を考える時、模擬試験で合格するのに十分な実力を持っていると判定された学校への合格を目指すのと、合格E判定の学校に挑むのとでは、入試当日までに要求される学習量は異なって当然です。E判定でもあきらめないという人には、それだけの量をこなす覚悟を持ってもらわなければなりません。

 

 何かに『挑戦』しようという気持ちを持ったみなさん。後は行動する覚悟を決めるだけです。

 

競技会に参加しようとする人、あきらめの言葉の前に100回の試行錯誤をしてみましょう。100回でもダメなら1,000回。

 

英単語が覚えられないという人、1,000回書けば手が勝手に英単語を書いてくれるようになります。

 

分数の割り算が難しいと言っている人、1,000問解いたら一生解き方を忘れません。

 

 自分には才能が無いとあきらめる前にまずは行動する覚悟を持つことです。

 

才能は、1,000回もしくは10,000回に値する行動を行った後初めて問われるものです。

 

「さぁみなさん、覚悟はできましたか?」

 

 

                    (奥松亮二)